この季節は共感いただける話だと思うのですが、喉の調子が悪いときに麺をすすると決まって咳き込む時があるじゃないですか、あれ、この世の現象の中で特に許せないことなんですね。
腹をすかしている時点で少しイライラしているのに、決まって水を差してくるような感じがして、もうあったまくるんですよね。髪は怒髪、天を衝き、赤いザクは、シャア専用、といった調子です。私はあまり人前で食事するのが得意ではなく、なんだか卑しいというか、生理的な行動を人前に見せているようでナイーブになっているところもあるので、うっかり咳をして、咀嚼中のブツがツバと一緒に出てしまったらバツが悪いな、と考えると、もはやこの季節は人様と食事なんてできないです。咳をしてもひとり、飯を食ってもひとり、と言ったところでしょうか
関係ないんですけど、麺類でいえば某チェーン店の長崎ちゃんぽんが大好きなんですが、食べると必ずといっていいほど顔面がしびれます。うますぎて電流が走った、という比喩ではなくて(いや、うますぎるのは事実ですが)、実際に目元がビリビリするんです。病院に行くか、食べるのをやめるか。病院は苦手なので、頑張った自分へのご褒美でたまに行くようにしよう。というプランCを今のところ採用しています。
そんなことを考えながらタバコに火をつけます。タバコを吸う時も喉の調子が悪いのは同じです。
最近は龍角散を舐めながら吸っています。喉を労わっているのか、いじめているのか、混乱してきます。スマホのバッテリーが充放電を繰り返すうち劣化していくように、龍角散による回復と、タバコによる損傷を繰り返すうちに、私の喉が徐々に消耗していく感覚があります。龍角散だけに、アメとムチといったところでしょうか(うまい!龍角散はマズいですがね。タハハ。。。)。
そうそう、充電といえば、モバイルバッテリーレンタルサービスについて思うことがあります。コンビニとかに設置してある、バッテリーがトーストのように差し込まれている、あいつです。知ってますか。あれ、利用するためにはまず、スマホでアカウント作成とか決済方法の設定が必要なんです。しかも借りるときに毎回、トーストにプリントされたQRコードを読み込まないといけないのです。
いやいや、出先でモバイルバッテリーを借りないといけないような状況って、残りの充電が2%とかじゃないのか。もしもスマホ内蔵バッテリーが私の喉のごとく酷使されており、Youtubeの広告に出てくるくだらないパズルゲームをインストールするだけで7%くらい持ってかれるような体たらくだったら、QRコードを読み込んでる途中で充電切れになっちゃうじゃないか。なんならもともと充電切れだったら借りることすらできないでしょうが。
おいおい、そんな切羽詰まる前にコンビニに駆け込めばいいじゃないか?アンタ、なんもわかってないね。QRコードを読み込む必要がある事実を見越して充電を残すことができるようなインテリ人間は、こういうサービスを必要としていないと思うのです。前日寝る前に充電ケーブルを差し込み忘れ、そのままノコノコと街に繰り出してしまう、私のようなマヌケ人間がメインターゲットだと思うのです。
まったく、もっと我々のようなマヌケ人間ギャートルズのことを考えてサービス設計してほしいものですね。そう思うと、のども痛いし充電もできない冬の季節は特に、サービスロゴマークの稲妻が憎たらしく思えてきます。
今日ご紹介する昭和ポップスはアリス「冬の稲妻」です。
この曲について話すことは特にありません。