倶楽部のブログを書くのは実に2年半ぶりらしい。
ワイン半分飲んだ酔った勢いで、書いて(伝えて)おきたいことを書いておこうと思いキーボードをたたかせてもらいます。
私雨玉がやらせていただいているプレゼン「昭和ポップスをJ-popにしてみた」ですが、目的としては、昭和ポップスを後世に伝えていきたい思いがある倶楽部メンバーと同じで、どうしても90年代を残しておきたいという想いがあります。
あとは、プレゼンやると自分の好きを前面に障害もなく出せて、お誉めいただけるのも麻薬なんですわ。プレゼンジャンキーとでも言うんでしょうかね(笑)
で、、、予告しているガールポップについては、上記理由以上のものが個人的にあると思っています。
皆さんは女性性・男性性というのを意識したことがあるでしょうか。
男性性・女性性というのは「肉体的な性別のことではなく「ひとりの人間の中にあるふたつの性質」のことで、誰でも性別に関係なく両方の性質をもっているもの」です。
LGBTQの話が昨今話題になりますが、それよりももう少し広い部分だと思っています。
私自身は小学校低・中学年からこの男性性・女性性のバランスを意識しています。理由としてはある種の負けず嫌いからなんですが、体育の授業で女の子のほうが男の子よりも精神的な発達が早いというのを知ったのがきっかけで、女の子に負けるものかということからですね(それ自体幼い男の子みたいですが・・・)
それ以降、振り返ればなんか間違っている気もしますが、仕草(特に手の仕草)や身に着けるものはジェンダーレス、というか自分に正直にしています。
帽子に携帯カバー・好きな漫画etc、男のくせにというのはクソくらえです!!
さて、そんな私がガールポップに惹かれるのも時間の問題でした。
男性歌手も女性歌手も平等に歌えるようになりたいというところもあり、良い曲は男女関係なく聞きまくりハートに留め置いていました。
これからまとめていくガールポップは、アイドル冬の時代にメディア戦略の一つとしてのムーブメントだったのかもしれませんが、僕はそれ以上に自立した女性像というものがあると思っています。男女共同参画社会基本法が制定されたのが1999年。歌の中では90年代初頭には強い女性像が示されていると確実に感じます。
でも、強いばかりでなく儚さや、まだまだ弱かった女性の立場が描かれていたり・・・。純粋に歌詞の内容に私は惹かれています。
今回のガールポップシリーズはいつまで続くか分かりません。ただ、このムーブメントは必ず残しておきたいと強く思うところであります。
果てしない旅にお付き合いいただければ幸いです。