(書きかけ)昭和ポップスとめぐる世界の都市~欧州編~

 こんにちは!昭和ポップス倶楽部のカタ坊です。今回は前回の「昭和ポップスとめぐる世界の都市~北米大陸編~」に続くシリーズ第二部として、ヨーロッパの国々を巡りながら、各都市をテーマにした昭和ポップスをご紹介できれば、と思います。

 さて、前回はプリンスエドワード島でアン・シャーリーと出会い、彼女とともに旅を続けることとなりました。一度トロント空港へ戻ります。久保田早紀「幻想旅行」を聴きながら、大西洋横断と行きましょう。

スコットランド エディンバラ

悲しそうに歌い続けて 美人でも孤独になりたいの?
流れ星に願いつづけて 詩人なら笑いかけて
エジンバラまで届けたいの? 熱いその胸を

 トロントのピアソン空港を発ち、直行便で6時間ほどフライトを経て降り立ったのはエディンバラです。ここはスコットランドの誇り高き古都。エディンバラ城やホリールード宮殿など、歴史建築が有名な場所です。

カタボウ

井上陽水のSeventeenは歌詞の中にエディンバラが出てくるよ。難解な歌詞だけど、パリに住む17歳少女が主人公で、きっと想い人がエディンバラに住んでるんではないかな。

アン

「エジンバラまで届けたいの?」というフレーズ。きっと石畳の街に物語を想像しているのだわ。恋や夢や哀しみを馬車のように運んで……ああ、届けたいわ、この胸の熱さを。詩人なら笑いかけてくれるって、なんて素敵な想像かしら。

イングランド マンチェスター

蒼い絵の具で描いた 遥かなあなたの心
悲しき雨降り続くよ マンチェスターとリバプールに

段落

カタボウ

雨よ急いで。川島なお美の歌は初めて聴いたなあ。ちょうどこの後、我々はリバプールに行くつもりだよ。二人はそれぞれの街に住んでいるのかな。

アン

雨が恋文になるなんて素敵ね。リバプールの風も、きっと彼の胸に届くように吹いていると思うわ。

イングランド リヴァプール

俺を信じるなと あなたは言っていたわ
朝もやを 汽笛がたたく
乗ったの 乗ったの あの汽車に

 リバプールに到着しました。イングランド北西部に位置する港町です。かつて大英帝国の海上貿易の中心として栄え、現在は音楽・スポーツ・文化の街として世界中から注目を集めています。

カタボウ

LIVERPOOL EXPRESSってのが実在する急行列車なのかどうか、調べた感じわからんかったな。とにかく、港町で恋破れ、船に乗る男を見送るような歌詞になっているね。

アン

彼女の涙はね、港の風に千切れた祈りみたいだったの。きっと、心ごと置いていったのよ――あの船と一緒に。

イングランド ロンドン

せつなげに君が話す 古い映画が胸にしみたよ
あれはロンドンの街 霧雨
そして出逢いは朝の バス・ストップだったね

 ロンドンはイギリスの首都で、政治・経済・文化の中心地です。ビッグ・ベンやロンドン塔などの歴史的建造物と、近代的な高層ビルが共存しています。天気は変わりやすく、霧や霧雨、どんよりした曇り空が多いのが特徴です。その気候もまた、石畳の街に独特の落ち着いた雰囲気を与えています。

カタボウ

林哲司さん。作曲家としては知っていたけど自らボーカルの歌を出していたのは知らなかった。めっちゃいい歌詞。サムネイルになっているジャケット、めちゃくちゃいいのだが、最初は講演会か何かで座っている写真家と勘違いして、なんか他になかったのかなと思ってしまった。

カタボウ

アンはシネマというものを知っているかな。少し先の時代に、たくさんの写真を連続させて物語を表現する、という技術が世に広まったんだよ。

アン

まぁ、なんて素敵な魔法なの!たくさんの写真が順番に並んで、お話になるだなんて……それはまるで、夢が動き出すみたいじゃない?

アン

そうね、もしその中に“心の中でしか見えない風景”まで映せるなら、きっと私、そのスクリーンの中で暮らしてみたくなるわ。

フランス シェルブール

街の灯が舗道に虹のように踊る
さっきまで降ってた雨が 海を越えて消えていくわ
口笛であなたはシェルブールのメロディー

 シェルブールはフランス北西部、ノルマンディー地方にある港町で、大西洋に面しています。19世紀には軍港・貿易港として栄え、タイタニック号の最後の寄港地としても知られています。映画『シェルブールの雨傘』の舞台にもなった、哀愁と海風が香る美しい街です。

カタボウ

ロンドンからユーロスターでパリに行くのがベターだと思うが、ノルマンディー上陸をどうしてもしたかったんだ。ということでイギリス海峡を渡ってシェルブールに来たが、小雨が降っているね。太田裕美「レインボー・シティー・ライト」の歌詞のような世界だ。

アン

この歌の中では、雨が悲しみじゃなくて、夢に色を塗る筆みたい。船の名前や橋の向こうに未来が見えるなんて、現実よりも真実らしいと思わない?

アン

チャップリンに口笛、それからシェルブールのメロディー……。もしこんな夜に誰かと傘をさして歩けたら、私はその瞬間を一生書き留めると思うの。

カタボウ

ん?チャップリンを知っているの?彼が生まれたのは、アンがグリーンゲイブルズに来てからまた先のことだが…。

フランス パリ①

街中が踊りだしそうな 私の恋を知っている
ボンジュール モナムール

 SNCF(フランス国鉄)で乗り換えなし!シェルブールから直通便でパリへ赴きます。パリは芸術・ファッション・美食の中心地として世界中から観光客が訪れます。エッフェル塔やルーブル美術館、セーヌ川沿いの街並みなど歴史と文化が息づく景観が魅力です。街は20の区に分かれ、それぞれに個性あるカフェやブティックが並び、散策するだけで物語が始りそうな予感がします。

アン

ああ、パリの街ってまるで本の中の挿絵そのものだわ!どの角を曲がっても、詩の一節に出会えそう――このまま空想のドレスを着て、バルコニーから“ボンジュール”って叫びたくなるの!

カタボウ

岩崎良美の「愛してモナムール」、この時代の歌は外国語がキーワードになることがたまにあるけど、ひとつひとつ改めて調べるのをついサボってしまうんだよな~。モナムールは「愛する人」の意なのか。日本人の言語センス的に、語感がかわいらしく感じる気がするね。

アン

“六時を過ぎればあの人に会える”だなんて、まるで一日の終わりが恋の始まりみたいだわ。ボンジュール・モナムール――その響きだけで、心が赤くなっちゃう。まるでパリじゅうが恋に気づいて、踊り出してくれるような気がするの。

フランス パリ②

三月三十日の 日曜日
パリの朝に 燃えた命がひとつ
フランシーヌ

 西アフリカにわずか3年だけあった共和国、ビアフラ。ビアフラ戦争は、ナイジェリアで1967年にイボ人主体のビアフラ共和国が独立を宣言して始まった内戦です。フランスは表向きは中立でしたが、密かにビアフラ側を支援していました。これは旧宗主国イギリスの影響力を弱めるための政治的な動きでもありました。

 この戦争での深刻な飢餓と子どもたちの苦しみに心を痛めたあるフランス人女性が、自国のビアフラ支援に抗議して焼身自殺し、静かに良心の声を世界に投げかけました。

カタボウ

アン、君が生きた時代の少し先に、フランシーヌという誇り高い女性がいたんだ。彼女は遠く異国の地で苦しんでいる人々のために、燃え盛る炎の中で自ら命を絶ったんだ。

アン

人は、想いだけで世界を動かすことなんてできないって言うけれど……その方は、命でその言葉に逆らったのね。声にならない悲しみを、身を焦がすような方法で届けるだなんて……胸が痛むわ。

フランス パリ③

Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime
時は9月 別れの巴里

 谷村新司の23枚目のシングル曲、アデュー巴里。歌詞にある「Ce Soir Je t’aime Oh Oui Je t’aime」は和訳すると「今夜、あなたを愛してる。ああ、本当に愛してる。」といった意味になります。パリを出発する二人にぴったりな曲ですね。アデュー、リラが咲き誇る美しき都、巴里よ!

カタボウ

リラの花が咲く頃、パリは恋の季節。目に映るすべての景色が希望に満ち溢れていた。名残惜しいが、そろそろこの街を出なければならない。

アン

ああ、パリってほんとうに絵本の最後のページみたい。灯りも石畳も、今夜だけは全部、私のためにきらめいている気がするの。

フランス エクス・アン・プロヴァンス

ミューゼアムで出会った
あの人、セザンヌを見てたの

 エクス・アン・プロヴァンスは、フランス南部プロヴァンス地方にある古都で、ローマ時代の温泉地として栄えました。石畳の街並みと噴水、美術館やカフェが調和する優雅な雰囲気が特徴です。画家セザンヌの故郷としても知られ、芸術と光あふれる南仏らしい魅力にあふれています。

カタボウ

高岡早紀の「セザンヌ美術館」は、作詞が安井かずみ、作曲は加藤和彦。ヨーロッパ旅行をしてみると、この二人の作品が本当に多いなあ。興奮してくるね。

アン

セザンヌの絵ってね、風景が静かに呼吸しているみたいなの。色が言葉の代わりに話しかけてくるなんて、こんな魔法があるなんて思わなかったわ。

フランス コートダジュール

華やかな時代を生きて 夢運ぶTRAIN BLUE
それは地中海の海 暖かなコートダジュール
グラスかたむけ 旅をした

 コート・ダジュールは、フランス南東部の地中海沿岸に広がるリゾート地帯で、「紺碧海岸」を意味します。ニース、カンヌ、サントロペ、モナコなどの高級リゾートが点在し、美しい海と陽光が魅力です。芸術家や映画祭、セレブリティが集う、ヨーロッパ屈指の華やかなバカンス地です。

カタボウ

大貫妙子のアルバム「AVENTURE(アヴァンチュール)」から、テルミネという曲を紹介するよ。そもアバンチュールはフランス語で「冒険」を意味する言葉。でも曲名のテルミネは「駅」を表すイタリア語なんだね。

アン

コートダジュールって、本当にこんな風に“色”で記憶される場所なのね。この詩を読むと、ホームに吹いた風や、すみれ色のくちびるに触れた陽ざえりさえ、心に映るの。誰かを迎えに行く駅で、旅の続きを待ってる気持ち……私、それを想像するだけで涙が出そう。

フランス ニース

ネグレスコ・ホテルにたどりつくまで
あと50マイル 南へ走ろう

 ニースはフランス南部、地中海沿いのコート・ダジュールに位置するリゾート都市です。青い海と旧市街の風情、芸術家に愛された美術館の数々で知られます。気候は温暖で、一年を通じて観光客が訪れる華やかな地中海の玄関口です。

カタボウ

BOROのネグレスコホテル、めちゃくちゃかっこいいな、歌い方が。ニースにある実在のホテルをそのまま曲名にしているのだな。「役者をきどり笑えば、ノイズの街が拍手をくれた」、しびれるね。

アン

ネグレスコって、誰かの“さよなら”が詰まってる場所なのね。“あの日のStepはもう踊れない”って言葉、なんだか日記の一行みたいに心に残るわ。だけど…たとえ踊れなくても、覚えてるって、それだけでもう愛だと思うの。

フランス モンテカルロ

乾杯モンテカルロ 好きよあなたが楽園
シルクハットを月に飛ばして 明日は明日よ

 モンテカルロはモナコ公国にある高級リゾート地で、カジノやF1レースで有名です。地中海を望む美しい街並みに、世界中の富豪や観光客が集まります。豪華さの中にも歴史と気品が漂う、ヨーロッパ屈指のラグジュアリースポットです。

カタボウ

庄野真代、アルバム「あとりえ」を聴いて以来とても好きなのだが、この曲もいいなあ。作詞はちあき哲也。軽くぶっ飛んだ歌詞がたまらんね。

アン

フランス コルシカ島





 コルシカ島はフランス領の地中海の島で、豊かな自然と険しい山岳地形が特徴です。英雄ナポレオンの出生地としても知られ、独自の文化や言語を守る地域です。美しいビーチと歴史ある村々が点在し、ハイキングや観光に人気の島です。

カタボウ

アン

イタリア ヴェネチア





段落

カタボウ

アン

イタリア ローマ





段落

カタボウ

アン

イタリア ナポリ





段落

カタボウ

アン

イタリア シシリーの砂





段落

カタボウ

アン

ドイツ ベルリン





段落

カタボウ

アン

ドイツ ハンブルグ





段落

カタボウ

アン

見て、虹色の台風よ!全ての物質がプラズマに変わっていくわ!

カタボウ

う、ウワー!宇宙が、宇宙の流れが逆転していく。ピサの斜塔が、逆の向きに傾いている。モナリザが、左手を上に乗せている。時間も、空間も、すべてが逆転していくー!

カタボウ

エッフェル塔もインカの太陽神殿も、プテラノドンもアンモナイトも、全てが甦り、全てが無にかえる。白亜紀も中生代も、泡沫の刹那。人類が生きていた歴史なんて、それは未来であるはずなのに、はるか昔のことのよう。

今年のテーマは、スカッと生きる、です。
最近の悩みは、倫理観が欠けていると言われることが増えたことです。

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