平成生まれ昭和育ちへのインタビュー【ユーモアあふれる軽妙なおしゃべりが魅力・ももちさん篇】

昭和の音楽が好きな若者は、年を追うごとに増えています。SNS上には中学生や高校生がいることも、珍しくありません。でも、いったい彼らはどうして昭和の音楽を好きになったのか?そのきっかけや思いをインタビューしていく、昭和ポップス倶楽部によるシリーズ「平成生まれ昭和育ちへのインタビュー」

平成生まれ昭和育ちへのインタビュー、第9回目である今回インタビューさせていただくのは、テレビやWebメディアで活躍中の若き星、昭和歌謡大好き院生さんこと、ももちさんです。昨年にはNHK「沼にハマってきいてみた」にも出演されています。関西弁での軽快な語り口とユーモラスな表現に、インタビューも大盛り上がりでした!

インタビュー・ももち(昭和歌謡大好き院生)さん

ももちさんと昭和歌謡との出会い

かなえ氏

本日は、よろしくお願いいたします!ももちさん、まずは簡単に自己紹介をお願いします。

ももち

こちらこそ、よろしくお願いします!
昭和歌謡大好き院生こと、ももちです。1997年(平成9年)生まれ、広島の大学院生です。

かなえ氏

私と同い年なんですよね。お互い、今年で24歳になりますね!
早速ですが、いろいろ質問させていただきます。ももちさんが昭和歌謡と出会ったきっかけはなんでしたか?

ももち

僕は中学校3年生の時、実家で演歌や歌謡曲を中心に放送していた『歌謡ポップスチャンネル』を見たのがきっかけです。
そこで流れている曲が結構聞いたことがある曲が多かったんですよ!
CMとか、モノマネ番組で見ていたとか……そういう驚きがあって見ていくうちにどんどんハマっていったんです。すごいものに出会ったなーと思いました。

かなえ氏

曲自体にも衝撃だったり新鮮味を感じたのでしょうか?

ももち

やっぱりメロディーの中毒性が一番衝撃でした。聞いたことある曲も聞いたことのない曲もどちらも覚えやすくて、耳馴染みが良い曲が多かったです。
そういうのって今思うと、大体筒美京平さんや吉田拓郎さん、平尾昌晃さんのメロディーだったんですよね〜。

かなえ氏

それまでは昭和歌謡曲に触れる機会はありましたか?

ももち

ありました。うちの父親の車に井上陽水さんと小林旭さんのCDが置いてあって、週末の日曜日はだいたいうちの父とドライブするんですけど、その車の中で流れていたので、当時は昔の歌手なんだな……くらいにしか感じていませんでしたが、歌謡曲を受け入れる土壌はできていたのかなって思います。

かなえ氏

そうだったんですね。昭和歌謡と出会っていく中で、特に衝撃だった曲はありますか?

ももち

この質問で僕が必ず答える曲があって、それが山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」ですね。あの曲はまずイントロの笛の音が素朴で、歌詞もすごくあったかいけど、どこか切ない歌詞でメロディーの中毒性があって…… もう、この曲すごいなーって思いましたね。
この曲にハマったのが高校受験の時期だったのですが、だいたい勉強の休憩中に聴いていました。

かなえ氏

当時はAKB48や韓流アイドルが人気だったと思うのですが、昭和歌謡にハマる前は流行の音楽は聴いていたのでしょうか?

ももち

人気の曲とか、カラオケで歌われていたり流れてるような曲は耳にはしてましたね。

かなえ氏

そうなんですね。その当時のヒット曲と昭和歌謡って決定的にどの部分が違って、ご自身に刺さったんだと思いましたか?

ももち

あんまり深くは考えていませんでしたが、最近の平成の曲は盛り上がるテンポのいい明るい感じの曲が多くて、昭和歌謡曲はどことなく暗い落ち着いてる、その違いはあるかなと思っていました。僕が好きなのは落ち着いた曲なんだな、とその時思いました。

かなえ氏

確かに平成は明るい曲が多いから、そもそも音楽の好みを認識する機会も少なかったのかもしれませんね。

昭和歌謡が好きだからこその悩み

かなえ氏

中学校3年生の時に出会って、『歌謡ポップスチャンネル』を見ていた一方で、学校では昭和歌謡好きを周りに打ち明けていましたか?

ももち

昭和歌謡が好きだというのは言っていましたね。でも、周りはみんなAKB48や3代目J Soul Brothersやback numberやら聞いてましたんで、「昭和の曲なんか古臭くておもんないやろ〜」って言われていましたから。高校時代には色々悩むことが多かったです。

かなえ氏

それは辛いですね…

ももち

僕は放送部に所属していたんですけど、部員の割合は女子が8割くらいだったんですよ。それでその女子部員とカラオケ行った時も、みんな平成の曲を歌うけど僕だけ昭和っていう。その疎外感みたいなのはありましたね。
せめて認めてくれたらいいんですけど、「なんで昭和の曲ばっか聞いてんの?最近の曲も勉強しなよ!」って言われて“J -POP好きになりなさい”みたいな雰囲気があったんですよ。ちょっと肩身の狭い思いでしたね。特に当時は、今よりも昭和の曲をバカにする風潮があったような気がするんです。

例えばフォークソングにハマっていたときに、友だちに「最近、風の『22才の別れ』っていう曲にハマってる」って言ったんですよ。そしたら「え、風?風って何?」と言われたので、それに「いや、風っていうフォークグループがおんねん。」って言ったら「え!?風って感じ一文字だし、なんかダサくない!?」って言われたんですよ。
でもその女子、嵐のファンなんです。いや山ついただけやん!!!!

かなえ氏

(爆笑)

かなえ氏

先入観って恐ろしいですね。。

ももち

いや〜ほんとに。とにかく「昭和だからダサい」っていう感じだったんですよね。

かなえ氏

苦い経験もされていますが、今はTwitterを中心に、そんなことも感じさせない活躍ぶりですよね。SNSはいつ頃から始めたのでしょうか?

ももち

僕が大学生になるタイミングで、「昭和歌謡大好き学生」という名前で昭和歌謡専門のアカウントを作ったんです。
そこで仲間ができて、いろんな人と繋がったりすることができました。

かなえ氏

今まで「ダサい」と否定されてきたけれど、実は自分と同じような仲間が日本中にはいるんだという気づきは、かなり大きかったのではないでしょうか?

ももち

いや、かなり大きかったです。やっぱりTwitterをやっていなかったらテレビやラジオのオファーも来なかったですからね。だから、「沼にハマってきいてみた」もなんで僕が出れるねんって思うんですけど、番組スタッフさんが僕を見つけてくれてオファーしてくれたから出れたわけであって、Twitterは仲間探しにもなるしチャンスも転がっていて、面白いツールだなと思いましたね。

SNSで出会った中で何人かには、実際にお会いして昭和歌謡に関する聖地巡礼をしたりもしたんですよ!

かなえ氏

おぉ、それは楽しそうですね!

マニアックなレコード収集が楽しい!

かなえ氏

ももちさんは、レコードを収集したりもしているんでしょうか?

ももち

はい、50枚くらい持っています。

かなえ氏

最近はどんなものを買ったんでしょうか?

ももち

最近はちょっとマニアックなレコードを優先で買うようにしてますね。
「このレコード売ってたんや!」と思ったやつとか 「CDやテレビで聞いたことはある幻の曲」を見つけたりしたら買ってますね。
嬉しかったのは、五月みどりさんの「熟女B」。即買いしました。あとは、リフラフの「東京涙倶楽部」なんかもあったりしました。これは買うしかないっしょ〜て思いましたね。

上から3段目の真ん中に「熟女B」左下に「東京涙倶楽部」
かなえ氏

レコードは一期一会ですもんね。ももちさんは本当に色んなジャンルを聴いている印象がありますが、強いて言えばこのジャンル・歌手が好きというのはありますか?

ももち

70年代が好きですね。ハマり出した頃に好きなのも70年代でしたし、間口を広げて色んな年代の曲を聞いていますが、それでも愛着があるのは70年代ですね。
演歌勢の人気も高いけど、アイドルの勢いもありましたし、かと思えばニューミュージックが現れたりと、色んなアーティストがひしめいている年代だと思います。

かなえ氏

あの年代の昭和歌謡はさまざまなジャンルがありますよね。

ももちさんって、普段は何をしている人?

かなえ氏

大学院のことも少しお話し聞ければと思うのですが、ももちさんはどんなことを研究しているのでしょうか?

ももち

倫理学がすごく好きだったのでそれを極めたいなと思っていて、いま大学院では哲学を学んでいます。

かなえ氏

そうなんですね!てっきり音楽に絡んだ何かを勉強されているのかなと思っていました。

ももち

でも、大学の卒業論文は昭和歌謡を絡めて書きました!大学の学部は教育学部で地理や歴史の教育のやり方を学ぶ教育論を学んでいたのですが、差別用語や性的表現が含まれる昔の昭和歌謡という文化と僕らはどう向き合っていけばいいかを、倫理学を絡めて書きましたね。

かなえ氏

そうなんですね!昭和歌謡も、戦後の昭和の歴史と重なるような気がするのですが、ももちさんはどうお考えですか?

ももち

それは思いますね!作詞家の阿久悠さんも「歌は世につれ 世は歌につれ」と作詞家憲法で語っておられるくらい、戦後の歴史と歌謡曲は密接な関係だと思います。
ただ僕らは昭和を知らない立場の人間だから、昭和について考える時いつも類推しなければいけないじゃないですか。そうすると当時の方から「それは違うだろ〜!」って言われることはあって、それは避けて通れないけどもどかしい部分もあったりしますね。

出演した番組「沼にハマってきいてみた」の裏側

読んでいるのは『阿久悠 詩と人生』(吉田 悦志)
かなえ氏

ももちさんは昨年(2020年9月)、「沼にハマってみた」「ボディコン、ラジカセ、阿久悠! 昭和レトロ沼」というテーマで出演し、阿久悠さんとその楽曲ついてプレゼンされましたね。
石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」にについて語ることは、どうやって決まったのでしょうか?

ももち

これはZOOMでスタッフさんと相談したんです。
話し合った結果、紅白歌合戦で歌われていて今の若者も知っていることから「津軽海峡・冬景色」に決まりました。でも本音を言えば僕は山口百恵さんの「プレイバックPartⅡ」をやりたかったんです。NHKの番組で“ポルシェ”って言いたくて(笑)でもそうなると手間がいろいろかかるということで「津軽海峡・冬景色」になったんです。でも、出演するまでもいろいろ大変だったんですよ!

かなえ氏

何があったんでしょうか?

ももち

一番大変だったのは、阿久悠さんの「作詞家憲法十五条」を取り上げるとなった時に、第六条に「女として描かれている流行歌を女性として書き換えられないか」っていうのがありまして。「女じゃなくて女性を描いた」というのは「津軽海峡・冬景色」もそうなんですけど、「そこの話の内容が現代のジェンダー論に引っかかる可能性がある」って本番2日前に問題になったんですよ!

かなえ氏

それは大変ですね!それでももちさんの対応は!?

ももち

僕はこれは「男性にすがってばかりの弱い女ではなくて、強い女性を描いたんだと、だからこれはジェンダー的にはむしろ全く問題ないんじゃない?」と思ったんですよ。だから、本番前に上の方に直接お話をして、なんとかOKをもらえました。

NHKさんはクレームにならないよう、警備体制が万全なんです。しかも「沼にハマってきいてみた」は子ども向け番組なので、内容がどう世の子どもたちに影響を与えるか、というところをとても気をつけていると思いますね。

かなえ氏

なるほど。たしかにデリケートな話題かもしれませんが、気持ちが伝わって、本番ではお話しすることができて良かったですね!

ももち

阿久悠さんは僕の高校の先輩なので、先輩の偉業を無駄にはしたくなかったんです。

かなえ氏

阿久悠さんは高校の先輩なんですね!
なんだか、ご縁を感じます。

ももち

おんなじ高校なのに、僕の高校の同級生は昭和歌謡好きじゃなかったですからね。伝承されてなくない!?

かなえ氏

校長室の歴代校長の隣に飾って欲しいですよね!!(笑)
それでも、ももちさんの放送内容への満足度はバッチリだったんでしょうか?

ももち

バッチリでしたね!やりたいことやらせてもらったので。
なかなかこういう番組はないと思います。自分の趣味を取り上げてくれて、そして放送してくれる。ありがたいです。

かなえ氏

周りからの反響はありましたか?

ももち

大学の友達や、大学関係者の方からはすごい褒めてもらいました。
中でもプレゼン力を評価してくれて嬉しかったですし、かつて高校生の時に僕をバカにしていた同級生からも「ももち、みたよー!面白かったで」と連絡がきて、だからまぁ、「勝ったな」と思いましたね(笑)

かなえ氏

(笑)それは嬉しいですね!

初心者向け昭和歌謡プレゼンイベントについて

かなえ氏

「沼ハマ」でも披露されていましたが、ももちさんは本当に昭和歌謡のプレゼンがお上手ですよね。
昭和のことをあまり知らない大学院の仲間にも、初心者向けにプレゼンイベントを開催されていると聞いたのですが、これはどんなきっかけで始めようと思ったのでしょうか?

ももち

元々はコロナになって以降、所属していた学生団体が直接活動できなくなってしまったんですよ。
僕が入っているのは学生団体「mahoLabo.」(マホラボ)というところで、大学がある東広島市で地域創生を目的に活動する団体なんです。普段は街に出て、地域の人と関わりながら一緒に町おこしをしたりするんですが、コロナ禍でそれが一切できなくなってしまったんですよ。それで団体の存続も危なくなり、オンラインで集まろうとなって最初にやったのが、TBS系列『マツコの知らない世界』の「昭和ポップスの世界」の回をみんなで見よう、という会だったんです。

かなえ氏

えー、そうなんですね!反応はどうでしたか?

ももち

良かったです!そこから、プレゼンを作ってオンラインでみんなに昭和歌謡の紹介をするスタイルが始まったんですよ。
そしてその数ヶ月後には気がついたら渋谷のNHKスタジオでプレゼンしていたので、もうびっくりですよね。

かなえ氏

思い立って行動したことが結果に表れて、本当に素晴らしいですね!

ネットニュースに取り上げられた!

かなえ氏

「沼ハマ」以降も多方面でご活躍もされていますよね。環境の変化はありましたか?

ももち

めちゃくちゃ変わりましたね。といっても、そんな大したことではないですが。一応これまでネットニュースに3回と、ラジオや他のテレビ番組にも取材されたりしました。

かなえ氏

ネットニュースではどんなことを取り上げられたのでしょうか!?

ももち

まず、「沼ハマ」に出る前ですが最初は「昭和歌謡のYouTube再生回数ランキング」ってやつ。あれがTwitterでちょっとバズって、インタビューを受けた内容が記事に出たりしました。

【実際の記事はこちら】
1位が浜田省吾「もうひとつの土曜日」は意外?ナットク?  昭和ソングのYouTube再生回数ランキングが話題に | ガジェット通信 GetNews

ももち

これの1位が浜田省吾さんだったんですよね。そしたら全国のハマショーファンがすごく喜んでくれて、ハマショーファンの方50人くらいから一気にフォローしていただいたんです(笑)
その中の方からあとで話を聞いたところ、僕のこの再生回数ランキングが浜田省吾さんのファンクラブの会報に載ったらしいんですよ!

かなえ氏

へぇ〜!すごい!!

ももち

ただ僕聞かされていないんです!!(笑)

かなえ氏

えー!せめて一言!(笑)でもすごいですね。
他のネットニュースでは何を取り上げられたんでしょうか?

ももち

それがネタツイートで「読みにくい曲名・漢字が難しい曲名」なんです。例えば、「聖母たちのララバイ」。これは「聖母」と書いて「マドンナ」と読みますよね。独特な読み方ってあるじゃないですか。それを漢字テスト風にしたネタツイートなんで、それがネットニュースに取り上げられたんです。

【実際の記事はこちら】
あなたは読める? 「聖母たちのララバイ」「来夢来人」「羯徒毘薫’狼琉」…難読な昭和歌謡のタイトル/ライフ/社会総合/デイリースポーツ online

かなえ氏

ももちさんのTwitterの投稿は毎回、本当に面白いですよね。ももちさんのなかでこれは力作だな!と思うネタツイートはありますか?

ももち

そうですね、クロックムッシュ(チーズなどが乗ったトースト)を作ったんですけど、あれをちょっとキャラ弁風にアレンジして“クロックムッシュかまやつ”っていうのを作ったんです。
髪の毛がナポリタンで、目とか歯は刻み海苔でムッシュかまやつさんの顔を作ったんですよ。

かなえ氏

(笑)すごい似てる〜!!鼻が特徴つかんでますね!

ももち

力作ですね!(笑)

かなえ氏

そういうネタは、どうやって思いつくのでしょうか?

ももち

大体、自転車乗ってる時にパッと思い浮かぶんですよね。考えなきゃと思うほど思いつかなくて、ふとした時にパッと思いつくんですよね〜。そういうもののほうが、案外反応がいいんです。

かなえ氏

そうなんですね。昭和歌謡への愛を感じつつ、アイディアと発想力には毎回舌を巻かれますよ!

ももち

あ〜嬉しいなぁ〜!でも僕はふざけているだけですからね!

これからのももちさんと、平成生まれ昭和育ちへのメッセージ

かなえ氏

インタビューもあとわずかとなってきたので、ここで改めてお聞きしたいのですが、ももちさんが思う昭和歌謡の魅力とはなんでしょうか?

ももち

そうですね、メロディーの中毒性もそうですしあとは歌詞の抒情性もそうですよね。歌詞は今と比べる文字数も少ないので、限られた文字数のなかで巧みに表現していることに感心します。
あとは歌手だけでなく作詞家や作曲家もしのぎを削っていて、それを研究するのも楽しいですし。有名曲もあればカルト的な曲もある幅広さが魅力だと思いますね。

かなえ氏

そうなんですよね、どこを切り取っても無限に魅力が出てきて。私もここ最近は、その底なし沼のようなところに魅力を感じているような気がします。

ももち

そうなんですよ。なんだか宝探しをしているような感覚ですよね。「全然有名じゃないけどいい曲」に出会うと、秘宝を掘り当てたような気分になります。また、掘れば掘るほどいろんな金脈や宝石が見つかっていくようで、それが楽しいんですよね。

かなえ氏

まだまだお互い発掘の日々を過ごしていくんでしょうね。ももちさんは来年の3月に大学院をご卒業されると思いますが、卒業後の活動は何か考えていらっしゃいますか?

ももち

本業の傍ら、趣味のプレゼンを今後も続けていきたいです。
やっぱり一番好きなのはプレゼンなんですよね。自分の好きなことをどんな風に伝えようか、どうしたら面白おかしく感じてもらえるだろうか、フォントはどうしようか……と考えている時が一番楽しいんですよ!
ネタツイートも継続していこうかなと思います。

かなえ氏

Twitterも引き続き楽しみにしています!
それでは、最後に私たちのような「平成生まれ昭和育ち」へ、ひとことメッセージをお願いします!!

ももち

辛くなったら僕を見てください!
僕と同じように肩身の狭い思いをしている人もいると思うんです。でも世界に目を向けてTwitterを開けば、私のようなふざけて昭和歌謡曲を楽しんでいる人もいるんだぜ!と言いたいです。だから、辛くなったら俺を見ろ!と言いたいです!!

かなえ氏

素晴らしいメッセージですね!今後のご活躍にも期待しています。ももちさん、今回はありがとうございました!

ももち

こちらこそ、ありがとうございました!


軽妙な語り口でお話してくれたももちさん。苦い思い出はあれど、昨年からの1年間では昭和歌謡プレゼンをはじめて、テレビに出て、多数ご活躍されている姿を見るとまさに「意思あるところに道は通ずる」という言葉がぴったりだなと思いました。

昭和歌謡・昭和ポップス好きの若者はたくさんいますが、ももちさんのようにプレゼン達者でおしゃべり上手な方は稀有な存在。音楽はひとりで楽しむのももちろん良いのだけれど、周りに楽しく発信してくれる人がいることで文化として広がっていくのではないでしょうか?明るく楽しく、これからの昭和歌謡好きたちを先導してくれる存在として、これからのご活躍も楽しみにしています。

ももちさんのTwitterでは昭和歌謡愛にあふれたネタツイートがたくさん読めますので、ぜひチェックを!

最後に阿久悠さんっぽいポーズ(?)で記念撮影。ももちさん、ありがとうございました!

ももちさん Information

昭和ポップス倶楽部では、音楽を一緒に楽しむ仲間を募集しています!

平成生まれによる昭和ポップス倶楽部は、昭和ポップスの魅力を共有・共感し合うのコミュニティとして運営しています。

おもな活動内容

  • メンバー限定チャットで24時間いつでも交流!
  • 毎月(最低)1回、交流会を開催!
  • メンバー限定Webサイトで各種コンテンツを楽しめる
  • オフ会も多数開催!忘年会や新年会、BBQなども

そのほか、楽しみ方・活用の仕方はあなた次第!
一人でも多くの昭和ポップス・歌謡曲好きな方々とその輪を広げられるよう、随時新たなメンバーをお待ちしています。気になる方はぜひ一緒に楽しみましょう!!

※昭和60年(1985年)以降生まれの方が対象です

(文章・インタビュー:かなえ氏、さにー)

平成生まれによる昭和ポップス倶楽部のコラムニストとして執筆中!
最近YouTubeデビューしました。

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