ブログを書くようになって、周囲にアンテナを張って過ごすようになったが、
いかんせん、今の”周囲”というと、もっぱら24時間一緒にいる娘のことしかない。
それを、今回もこれからもご容赦いただきたい。
夫は帰ってくるのが遅いし、生活の中心は自分と娘で回っている。
当然、娘の寝かしつけも私がするのだが、
寝た!と思ってその場を離れてキッチンでカチャカチャしていると、
ふぇ〜ん!と声が聞こえてくる。
「ママわたしのとなりにいないじゃん!」と言わんばかりの主張である。
放っておいて作業を続けていると、
ンぎゃおーん!と叫び始める。
「なんでむしするのよ!きこえないの!?ママはやくきなさい!!」と。
私は自分のやりたいこともそこそこに、娘の横に行ってなだめてると、
うにゃうにゃ言い始める。
「ママここにいてよね、はなれちゃいやよ」
そうしているうちに眠くなってきて、娘の主張は弱くなる。
ぅえぅえ、と言ってる間にすやすやしはじめる。
寝た!と思ってジリジリ離れようとすると、
娘のまぶたがピクピクして、
薄目を開けて、私のことを見た。
「薄目開けて〜」ってフレーズ、どっかに出てきたな???
思い出せない。
薄目開けて わたしのことを見た
ちりちり ジリジリ
Falling love in summer time !
キョンキョンの「真っ赤な女の子」か〜!
たしかに。
ジリジリ離れた私に気づいて、そこに顔を真っ赤にして泣いている女の子がいた。
寝かしつけはまた振り出しに戻る。
小泉今日子「真っ赤な女の子」(1983年)