【感謝】昭和ポップス倶楽部は発足3周年を迎えました!

2023年5月7日、平成生まれによる昭和ポップス倶楽部は発足3周年を迎えました。
今日まで続けてこれたのは、ご支援いただいたメンバーの皆さん、温かいご声援をくださった方々のおかげです。本当にありがとうございます。

5月20日には倶楽部内で周年イベントも開催しました。
3年目の活動を振り返り、メンバーから募集した質問をみんなで答えて交流を深めたり、運営の鼎談動画を公開したり、昭和ポップスという共通項で集まった仲間たちの繋がりを改めて感じられるようなあたたかいイベントを行うことができました!


「ひとりで昭和ポップスを聴くだけでなく、同世代の仲間と多角的に昭和ポップスを愉しめる場所を創り続ける」という理念のもと、スタートした昭和ポップス倶楽部。

この理念は、この場所に集ってくれる仲間がいなければ達成し続けることはできません。住んでいる地域や職業も超え、仲間が集まり、リアルでもオンラインでも交流に参加してくれたメンバーには心から感謝しています。

◾️もくじ◾️

・個性を認め合うコミュニティ
・3年目の活動を振り返る
・昭和ポップス倶楽部はどこへ向かうのか

個性を認め合うコミュニティ

昭和ポップス倶楽部には、個性豊かなメンバーが集まっています。
昭和ポップスというひとつの共通項で集まっていても、好きな年代やジャンルもバラバラで、年齢や肩書きもさまざまだからです。
コミュニティ発足当初は「知識格差がメンバーの居心地を悪くしてしまうのではないか」と心配になる時も多かったのですが、『膨大な数の楽曲や歌手を全部網羅したり、マウントを取り合うのではなくて、自分が好きなことを気軽にシェアできる雰囲気やメンバーの個性を大切にしよう!』という共通認識が、3年間の地道な声掛けから成熟していきました。

こういったあたたかい空気感を構築できたのも、理念に共感し、一緒にコミュニティを盛り上げてくれたメンバーのおかげです。昭和ポップス倶楽部は関わってくださったメンバー皆さんが作り上げた合作だと思います。

3年目の活動を振り返る

2022年5月から2023年4月の昭和ポップス倶楽部の活動を振り返ってご紹介します。
この1年間で開催した催事は交流会24回、イベント12回の計36回でした!

交流会の約半数は、メンバーによるプレゼンテーション形式の開催でした。アクティブメンバーが多くて嬉しいですね!
そして、イベントに目を向けてみると今年度は、外部からゲストをお招きするイベントやオープンイベントを例年より多く開催しました。

またコロナ禍でなかなかできなかった対面イベントのなかでも、6月に開催した「昭和ポップス倶楽部 大人の社会科見学」は特に印象深く残っています。

このイベントは、メンバーのみんなと「トキワ荘マンガミュージアム」とその周辺をめぐるレクリエーション形式で、チームに分かれて施設を見学したり、そこで学んだことをもとにクイズを考えてチーム対抗でクイズを出し合う企画でした。

トキワ荘は、昭和に活躍した手塚治虫、赤塚不二夫ら数々の名漫画家たちが暮らした集合住宅で、現在はその復元施設が新宿区・落合南長崎駅にあります。
みんなとレクリエーションを交えながら見学したり、チーム対抗でクイズを出し合ったりと久しぶりにワイワイとお話をしながら交流するのは、大人になるにつれ少なくなる機会であります。しかし、そういった共同作業や一緒に何かを見学することでメンバーの絆の深まりも実感することができました。

イベントだけでなく、他にもオンラインレコード鑑賞会やラジオ番組風オンライン飲み会などメンバー主体で始まる企画も今年は数多く生まれました。

このようにレコードプレーヤーから出ている音を直接流して、レコードの音を楽しんでいます。

そして、昭和ポップス倶楽部のコミュニケーションツールSlackで交わされたメッセージ数は11,661通以上!
毎週データを記録しているのですが、まさかこんなにメッセージのやり取りがされていたとは…これからもオンラインで気軽に意見をシェアできる温度感を大切にしたいです。

ホームページが完成!

2022年6月に昭和ポップス倶楽部公式ホームページが完成しました!

WEBデザイナーを生業としている、さにーさんが全面協力してくださり、素晴らしいホームページができました。メンバーが好きなことを投稿できるメンバーズブログや、メンバーのプロフィールページ、Slackでの恒例企画「毎週ベストソング選抜」や「いつでも昭和ポップスプレイリスト」のページもでき、気軽にコミュニティ活動の振り返りもできる環境が整いました。

活動報告、イベント情報随時更新中です!

他にも色々とあるのですが、長々と書くと感傷的になりそうなのでこれくらいにしたいと思います。
今年はコロナの制限も無くなったので、よりリアルで繋がり、昭和ポップスの魅力を共有・共感し合う場作りをつくっていきたいと思います。

昭和ポップス倶楽部はどこへ向かうのか

まずはこの数字からご覧ください。

この83%という数字は、20代男女にアンケート調査してわかった「昭和歌謡を好んで聞く」と答えた割合だそう。意外に多い!と感じるのではないでしょうか?

私たち昭和ポップス倶楽部の理念は、昭和ポップスを愛する後追い世代が「ひとりで音楽を聴くだけでなく、同世代の仲間と多角的に昭和ポップスを愉しめる場所を創り続ける」こと。私たちはこの83%の人たちが音楽を通じて人と繋がり、交流から音楽を探求したり、自分らしくいられる空間を作ることをビジョンとしています。

そのためには、同年代や下の世代に昭和ポップスの魅力を伝えていくことも大事な要素です。3年間の活動で様々な価値・強みを見出した昭和ポップス倶楽部は、昭和ポップスの魅力を発信し、時間の経過と共に遠のく、戦後の音楽文化の普及・継承を担える存在にもなれると考えています。

そこで、4年目の昭和ポップス倶楽部はこのような方向性で活動してまいります。

昭和ポップス倶楽部が4年目の活動で目指したい方向性

  • 昭和ポップスを知らない人に昭和ポップスを知ってもらう
  • 昭和ポップスに興味を持っている人に昭和ポップス倶楽部を知ってもらう
  • ライト層も気軽に楽しめるオープンイベント企画・運営を行う
  • なるべく多くの方の目に触れてもらえるように工夫をしつつ、昭和ポップスの魅力やコミュニティの価値を発信していく

SNSで引き続き発信活動を継続して昭和ポップスの魅力の認知を広めつつ、フライヤーをレコード屋や歌謡曲バーに置いてもらう、オープンイベント企画を行うなど、当コミュニティに参加してもらえる接点を増やしていきます。

昭和ポップスはあらゆる音楽ジャンルの中の一部にしかすぎませんが、この音楽が好きな人がいる限り、1人でも多くの仲間と共にその輪を広げていければと思います。

興味を持った方は、催事へのお試し参加からコミュニティの雰囲気を体感してみてください!


そして、昭和ポップス倶楽部メンバーの皆さん・活動を応援してくださる皆さん、これからもよろしくお願い致します!

1997年生まれ・宮城県仙台市出身
昭和60年生まれ以降の若者中心の音楽コミュニティ【平成生まれによる昭和ポップス倶楽部】を運営 | 昭和ポップス資料館を作って戦後の大衆音楽を継承することを目標としています

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